
「SGRモンスタープロジェクト」第一弾・・・
師匠曰く、自転車はまずフロントサスペンションありき・・・という事で、モンスターでなければサスペンションではない!と師匠に言わせた程のものですが、今ではほとんどの人に否定されそうなお言葉。ですが、彼は軽くて柔な機材は信用できない事を身を持って理解しています。「100kmダウンヒラー」という異名を持つことからも一般的とは言えないかもしれませんが・・・いずれにしましても、うちの仲間には相変わらず、この「モンスター」フリークが多いのも今となってはちょっと不思議ですね。
当時、S製作所にて高精度のホーニングとアルマイト処理にて、戻ってきてオイルを入れる前に動かしてみた時はビックリ!!!このアルマイト以外にも、その後各社が採用した「カシマコート」バージョン等、いろいろなモンスターを楽しんだものです。今だからハッキリ言えるのですが、実走状態で「まとも」に動くサスペンションは、これ以外ほとんどありませんでした。まさに当時は救世主的な自転車用サスだったわけです。今ではもう古過ぎますか?いえいえ、チューニングによっては「とんでもない」ものにもなりますよ!
今週末この師匠の1台目のリニューアルバイクの試走(ガンガン下ります)ができるのが、とても楽しみです。山で何回も試走してからお客様に渡せる、往年の「k-bros」スタイルの復活です。