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2005年 02月 27日

キャスター

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ストローク量というスペックはカタログで簡単にわかるのですが、現在のフォークにはシングル、ダブルクラウンに関わらず同スペックのものでも肩下と言われる寸法に結構違いがあります。ストロークスペックばかりに目を奪われて選択すると予想していたハンドリング、コントロール性と違ってしまいます。さらにはエアやコイル、サグ量の調整幅の大きさ、プログレッシブ特性、Wクラウンなら突き出し可変量など・・・諸々の特徴によってもフレームとの相性、ちろんライダーや使用環境での相性が変わってくるのです。特にロングストロークになるほど、どういう入力で、どう、どのくらい動く(動かす)のか、Rサスとのバランスも含め多種多様のセッティングが可能であるとも言えますが、その分滅茶苦茶になる可能性も大きいのです。さらに比較的剛性の高いフォークほど静特性と動特性の差が小さいのでセッティングも比較的容易なのですが、剛性の低いものほどその差が大きく、同じフォークでもヘッドアングルの違うフレームに入れてみるとスプリングレートやオイルまで変更する事はよくあります。もちろん剛性の高いものほど良いという意味ではありません。そして私のように比較的軽量のライダーほど、この差は顕著に感じるようです。
また、ストロークスペックをフルに使い切るというセッティングではなく、例えばサスがひとつの仕事を解決する場合、最低限度のストローク量で解決できた方が明らかに他のアドバンテージが生まれるので、フロントでもリアでもどれだけ動くかではなく、スペックの範囲の中でバランス良くどう動かすかが重要と言えます。性能の高い100mmのサスは場合によっては酷い200mmのサスより良い仕事をしてくれる事だってあり得るわけです。量より質ですね、と言いたいところですが私は欲張りなので、どちらもあった方がいいですね。

by kbrosf1 | 2005-02-27 22:05 | 紹介/参照 | Comments(0)


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