
2016年 03月 23日の記事の続きです。これが、ちょっと小ぶりのMAXXIS 26x2.50 Minion DHFですら指一本入らないギリギリのクリアランス、言い換えれば、26インチホイールをメインピボット~後輪軸間365mmというミニマムの寸法でスイングさせているということです。さらにフロントサスのアングルに近い軌跡で動かすメインピボット位置、これを私が勝手に「365mmの幸せ」と呼んでいます。セッティングではどうにもならないリアサスの機敏さ、ダイレクト感、表現はいずれにしても、これはもう誰が乗ってもすぐわかります。なんじゃ、こりゃー!という事ですね。現在7本のÖhlins(double barrel)ユニットを使用していますが、このフレームでは別格の動きとも言えます。現行の27.5インチのZerodeは当然365mm+アルファ、ちょっと長いスイングアームになっていると思いますが、リアサスに興味がある方なら絶対に乗ってみるべきだと思います。極端に言えば、リアディレーラーが無くギアボックス仕様などは、どうでもよい事、「365mm+アルファの幸せ」が待っていますよ!