ビギナーの頃だったら、26インチから27.5インチに乗り換えて、BBドロップなど他のファクターを気にせず、もっぱらホイール径のみの視点で単純な物理的安定性だけを喜んでいたかもしれません。ビギナーの頃だったら、リアサスユニットを低く配置した低重心フレームのアドバンテージは、ドロッパ―ポストひとつで台無しになる発想も持てなかったでしょう。さらに今更ビギナーなどとは言えないのに、乗ってみるまでバッテリー無しのこのバイクが、こんなにも楽しいものだとは予見できませんでした。結局私の場合、乗って乗って試してみないと何もわからないレベルなんですね。だから楽しいのかもしれませんが・・・