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2005年 08月 25日

ヘッドパーツの変遷

ヘッドパーツの変遷_b0049658_2341927.jpg

この3個のヘッドパーツは同規格(オーバーサイズ)のものですが、左側は皆さん御存知の市販品KING、中央が改良版、右側はさらなる改良版です。さしずめXC用、FR用、DH用といったところでしょうか。市販品のKINGと比較して中央のものは、写真のとおり上のキャップのベアリングの中に入る部分と本体のヘッドチューブに入る部分が延長され、ベアリングも大口径化されています。右側のものはさらに大口径ベアリングを使ったことで内側にクリアランスが生まれ、フレーム圧入する際専用工具なしでベアリング内側の本体を押す事ができます。ベアリングを押しての圧入は論外として、これまで専用工具で本体上面を押すのも本体を開く力が働く事にどうも不安がありました。実際、オーバートルクで圧入されたこの手のヘッドパーツは、本体に圧入されているベアリングが簡単に外れます。フレームのヘッドチューブの上面、内面、同規格でもヘッドパーツ自体の実寸法の相違、スタックハイトなど、無作為に選んでただ付ければよいとはいかないようです。同じ自転車でヘッドパーツのみ変更するとよくわかるのですが、実走行時のハンドリングまで変わります。
ねっ、たOいさん!

by kbrosf1 | 2005-08-25 13:51 | 紹介/参照 | Comments(0)


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