カタログに表記されている「weight」というものに不信感を持っている自転車フリークは多いと思います。女性の体重自己申告ではありませんが、実際計量してみると、んーん、となってしまうものをたくさん見てきました。エンジンものと違い法的規制の少ない自転車の世界は、ある意味「何でもあり」の多い世界とも言えます。スペックを買うのでなく道具を買いたいと思っても、なかなか理想的な試乗ができない大多数の消費者は、どうしてもスペックやデザインで決めざるを得ない事情も多分にあります。さらに売り手側も売っているものすべてに渡り多様なシチュエーションでデータを集めながらそれぞれのお客様の価値観になるべく沿った形で説明する努力もまだまだ足りないことは否定できません。価値観の押し売りが一番簡単ですからね。年間100日、200日以上乗りまくり、何台も購入して使い倒すような仲間がたくさんいますが、こいつらに的確なアドバイスするのには余程才能でもない限り、その何倍も乗りまくり何倍も自転車を作っていじって使い倒す必要があります。そして自分がビギナーだったころ欲しかったことも忘れないよう心掛けなければなりません。私が仲間に公言している事は、自分が乗れなくなったら自転車業界からは身を引く、ということです。ひどい風邪をひいてしまいました。回復も遅いです。弱気です。私はもうダメかもしれません。来週末までには、おいらもまだまだ捨てたもんじゃねえな、という走りができるよう直ると良いのですが・・・
さて約23kgのこのバイク、軽いのでしょうか重いのでしょうか?きらやんの御期待に応え別バージョンも作ってみました。重量コンプレックスのある人には恐らく魅力のないものでしょうが、このバイクで下ってみることができる人にしかわからないものがある事だけは事実です。特に日本では人気がなくてもウィスラーの女の子達には人気の1年間いじり倒したこのモンスター君、オラオラオラ、矢でも鉄砲でも持って来いや!ってな感じ???